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日本と台湾が交差する!台湾の文化や歴史を学べる日台融合傑作映画3選

 

 

 

 リーホウ!

イツマ老師の秘書を務めるMAHAです。

《月1回最終日曜日に手芸x台湾中国語ワークショッも担当しています。》

 

今回は、台湾映画のお話し。

台湾映画と一言に言っても、恋愛や青春もの、コメディ、サスペンス、LGBT、ドキュメンタリーなどなど、ジャンルはさまざま。

 

今回はその中でも『日本』と『台湾』両方の歴史を背景に、2つの国を舞台に話が展開する日台融合の部分に焦点を当て、3つの作品を紹介します!

映画の中でも、日本語と台湾中国語(または台湾語)の両方が使われているのが特徴で、歴史だけでなく中国語を学ぶのにもピッタリの作品です。

 

 

さっそく紹介していきましょう~!

【こちらの記事は2020.10時点の情報です。】

 

 

 

南風

【南風 nán fēng

製作:2014年

閲覧可能:Amazon prime(無料)

 

“日本人と台湾人の少女が自転車での旅を通して成長していく姿を描いた、日台合作のサイクリングロードムービー。台湾でもロケを敢行し、九份、淡水、日月譚といった風光明媚な観光地が登場するほか、日本のサイクリングロードとして有名な広島県と愛媛県を結ぶ「しまなみ海道」も舞台となる。恋人にふられ、仕事では希望しない担当に異動になってしまった26歳のファッション誌編集者・風間藍子は、取材のため台北を訪れる。藍子は自転車を借りるために立ち寄った店で、16歳の少女トントンと出会い、モデルになることを夢見るトントンは、オーディション会場に行くため21歳と偽り、藍子のガイドとして自転車の旅に同行する。最初はなかなかかみ合わなかった2人だが、旅の途中で台湾人の青年ユウや日本人サイクリストのゴウとも出会い、旅を続けていくなかで心を通わせていく。「帰郷」「神童」「コドモのコドモ」など、繊細な人物描写で定評のある萩生田宏治監督が、6年ぶりに長編映画でメガホンをとった。” (Top画像ともに映画.com より引用)

 

私の好きな台湾映画上位にランクインする、こちらの映画。

何と言っても出てくる風景すべてが爽やか!!台湾が好きな日本人なら知っているあの場所この場所を、自転車でかけていく景色を見ているだけで、台湾の世界へとどっぷり浸ってしまいます。

もう一つの見どころポイントは、言葉が通じない藍子とトントンが“言語”という壁を越えて心が通じ合い、ストーリーが展開されていくこと。言葉を越えた先にある心を感じながら、日本人から見る台湾、台湾人から見る日本という両方の視線で映画を楽しむことができます。

 

 

 

 

海角七號

【海角七號 hǎi jiǎo qī hào

製作:2008年

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“2008年に台湾で公開され、台湾映画興行収入の記録を塗り替えた大ヒット作。監督は本作が劇場デビューとなるウェイ・ダーション。主演は映画初主演となったミュージシャンのファン・イーチェンと日本人女優の田中千絵。台湾最南端の町・恒春、ミュージシャンとしての成功を夢見ながらもうだつのあがらない生活を送る青年・アガは、父親の計らいで郵便配達の仕事に就くことに。日本統治下の住所「海角7号」宛ての小包を手にしたアガだったが、現在、それは存在しない住所だった。” (映画.com より引用)

 

日本統治時代を舞台にした映画は数多く存在しますが、その中でもこの作品がどうしてここまで台湾で大ヒットし傑作と言われるのか。

正直、1回この映画を観ただけではその良さを真髄まで理解することができませんでした。

しかし台湾の歴史的背景を知り、何度もこの映画を見ていくうちに、登場人物の1人1人の特徴や描写にその意味があることに気がつきます。

 

この映画の一つ目のポイントは、それまで確立し難かった台湾の文化的なアイデンティティを象徴する「歌」を中心にストーリーが展開されていくこと。 

二つ目は、舞台を台湾最南部の恒春半島としたことで、これまでの台湾映画にも見られた外省人と本省人や、日本人と台湾人という区別の先にある、客家人や先住諸民族など、さまざまな生活背景の異なる人たちの共存が描かれていること。言語の面でも、カタコトの日本語、北京語、台湾語を話す人々が入り乱れる台湾社会の現状が生き生きと描き出されており、台湾という国のアイデンティティを象徴する映画であるところに深さを感じます。

 

日本統治時代と現在の恋愛をシンクロさせた、儚いラブストーリーとしての一面だけではなく、台湾の複雑な歴史を読み解く作品として、深いまなざしで何度も見て欲しい作品です。

 

 

 

 

 

湾生回家


【湾生回家 wān shēng húi jiā

製作:2017年

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“「湾生」とは  ―――――――

戦前の台湾で生まれ育った約20万人の日本人を指す言葉です。下関条約の締結された1895年から1945年までの50年間、台湾は日本に統治されていました。当時、日本から公務員や企業の駐在員が台湾へと海を渡り、農業従事者も移民としてその地を踏みました。そして、彼らのほとんどが敗戦後、中華民国政府の方針によって日本本土に強制送還されました。

引揚者が持ち出しを許されたのは、一人あたり現金1,000円(当時)とわずかな食糧、リュックサック2つ分の必需品だけでした。

完全実話のドキュメンタリー映画。(公式HPより引用)

 

台湾に興味のある、台湾のことが好きな若者、いや、すべての日本人に見て欲しい映画。

台湾が日本だったこと、台湾が日本でなくなったことを、教科書の中の文字で学ぶことがいかに簡単なことか。自分の意志ではどうにもならない無常の世を生き抜き、故郷という概念すらを奪われて生きてきた湾生の複雑で特別な想いを、映画を通して私たちが耳と目で感じることのできる唯一無二の作品。

中でも私は、湾生のうちの一人である多恵子さんの言葉に、現代の平和な時代の裏にある自由で便利な生活というものを考え改めさせられました。台湾を知るだけではなく、今を生きる私たちに今という生き方を教えてくれる作品でもあります。

 

 

 

 

 

 

はい!やはり、良い映画がありすぎて今回も相当悩みましたが、渾身の厳選!笑

最近は無料で見られる映画も増えてきているので、おうちで台湾映画を観て、ぜひ台湾にどっぷり浸りましょう~♪

次回は、台湾の甘酸っぱい青春映画に焦点を当て、全力で紹介しま~す!

 

 

 

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